海外から初めて個人輸入したものはコスメでした。
ニュージーランドのコスメブランド、Trilogy(トリロジー)のローズヒップオイル。
当時、オイル美容にはまっていたわたしはいろいろなオイルに手を出しており、その一つにローズヒップオイルがありました。トリロジーの評判の高さは知っていたものの、日本で購入すると価格が高い!
3,800円。
20mlが3,800円・・・と財布が開きそうで開かない感じでした。ローズヒップオイルは繊細なオイルであるため、開封後ひと月しかもたないということもネックに。ひと月に3,800円の美容オイルはどうだろうか?と。
そんな時にとあるサイトでトリロジーのローズヒップオイルがほぼ半額の2,000円前後で売られていることを知りました。送料をいれても安い!と購入したトリロジーのローズヒップオイル。
それが初めての海外からの個人輸入でした。何も分からないままにサイトの指定のままに購入し、無事に商品が手元に届きました。
その後、いろいろと海外からコスメやファッション関係を個人輸入するようになり、現在は食品、サプリメントなどが主ですね。先日はついにスマートフォンを個人輸入するまでに。
さて、初めての個人輸入。
気を付けるべき点が幾つかありますので紹介をしていきたいと思います。ここではコスメ、サプリメント、食品、ファッション関係で紹介をしていきます。
海外通販からの購入、個人輸入とは?
尚、個人輸入とは 税関のHP によりますと以下のように定義されています。
個人輸入についてはっきりとした定義はありませんが、一般的には「外国の製品を個人で使用することを目的として、海外の通信販売会社、小売店、メーカーなどから、個人が直接購入すること」といわれています。
初めての個人輸入・海外通販、注意すべき7つの点
そんな場合はまず以下の7つの点を気を付けていきましょう。
そのサイトが信頼できるサイトであることを確認する
商品やサービスを購入しようと思っているそのサイトは本当に信頼できるサイトでしょうか?
購入される前に一度、インターネットで検索されることをオススメします。実際に購入した人がいるか、それはどんな商品を購入したのか、到着までの日数はいかほどかかるか、過去にどんなトラブルがあったのか、トラブルが発生した時にどのような対応があったのか、などなど。
調べられるだけ調べて、納得した上で購入されることをオススメします。
支払はできるだけPayPal(ペイパル) 決済
基本的に支払いはクレジットカード払いになります。
ごく稀に代引や前払いなども選択できるサイトもありますが、手数料が発生するでしょう。
入力項目などは日本のショッピングサイトとほぼ同じですので入力はさほど難しいものではありません。が、初めての個人輸入や海外通販の場合、クレジットカードの情報を預けることが不安になることもありますよね。
その場合は クレジットカード決済-PayPal(ペイパル) をオススメします。
ショップにクレジットカードの情報が届かないこと、万が一、ペイパルを使って買い物の際にトラブルがあった際にペイパルが仲裁に入ってくれること。
この2点でペイパルをオススメします。
ペイパルへの登録は無料です。近年はペイパル決済ができるお店が多いですので、ペイパル決済ができるサイトは是非ともペイパルの利用をオススメします。
住所入力の際、重要なのは「JAPAN」
住所は必ず、ローマ字で入力しましょう。
日本語対応しているサイトや香港やドイツなどの非英語圏からでの買い物でもローマ字で入力しましょう。そして、必ず半角英数字(Windowsの場合、F10を押せば半角英数字に切り替わります)。
また、英語表記の場合、住所の並び順が日本と異なりますが、あまり気にする必要はありません。
重要なのは「JAPAN」行きであること、そして、住所のキーとなる郵便番号、番地、電話番号、名前です。
最終的に配達するのは日本の宅配業者ですので、日本の宅配業者が理解できる形であれば問題ありません。
送料を理解した上で買い物をする。
海外からの送料は、配送方法や重量によって異なります。
決済の際に送料が明記されていると思いますので確認をするようにしましょう。
海外からの個人輸入の場合、重量によっては思いがけないほど高額になり、日本で購入した方が安くなる可能性もありますので、送料は必ず確認してください。実際、予想しているよりも高額の可能性があります。
商品到着までの日数を覚悟する
発送方法と発送地によって異なりますが、海外からの個人輸入の場合、日数は1週間~2週間前後を覚悟しておく必要があります。
香港などはさすがの早さですが、ヨーロッパ、アメリカなどからの場合2週間かかることも。わたしの場合、最長1か月でした・・・!
また、遠方からの配送になればなるほど経由地で荷物が失われる可能性も高くなります。また、クリスマスや感謝祭などのシーズン時期になりますとますます配送が遅れがちに。
できるだけ荷物の追跡が可能な配送を選ぶといいかもしれません。
買い物は16,666円以内を意識する
海外通販で購入した商品を輸入する際に、日本の税関でかかる税金として関税と消費税があります。
個人輸入の課税対象は、一般的に商品価格の60%が1万円以下の場合とされています。購入金額が日本円換算で16,666円以下なら、関税も消費税もかからないとされています(16,666円×60%=9999.6・・・円)。逆に購入金額が16,666円を超える場合には、国内で買い物するときと同じ5%の消費税がかかります。
関税は品目によって税率が異なってきます。配送業者が立て替えてくれるますので、商品配達時、もしくは後日請求という形で支払形になります。
個人輸入・海外通販のルールを理解する
日本への個人輸入が禁止されているもの、また、数量の上限が決められているものがあります。
例えば、化粧品などのコスメ関係は「標準サイズで一品目につき24個以内」、医薬品は「用法用量からみて1か月分以内」などと決められています。
まとめ買いをされる場合はそのことを頭に抑えておきましょう。
1806 医薬品・化粧品等の個人輸入について(カスタムスアンサー)
注意すべき7つの点まとめ
- 信頼できるサイトであることを確認する。
- 支払はできるだけPayPal(ペイパル) 決済。
- 住所入力の際、重要なのは「JAPAN」。
- 送料を理解した上で買い物をする。
- 商品到着までの日数を覚悟する。
- 買い物は16,666円以内を意識する。
- 個人輸入・海外通販のルールを理解する。
初めての個人輸入・海外通販、ルールを守れば怖くない
上記に記載したことを踏まえ、日本人利用者の多い & ネームバリューのある通販サイトで買い物をすれば、スムーズに買い物が出来ます。
最近は日本人利用者の増加、インターネット通販の進化、翻訳機能の充実により昔よりスムーズに海外からの買い物もできるでしょう。サイトによっては日本のショッピングサイトを利用しているのと同じような感覚で気軽に利用できます。
それでいて日本で購入するよりもお安く、豊富に手に入れることができるのですから!
最後に一言。
管理人は海外からのお買い物の際は多少の「おおらかさ」が必要かな、と思っています。
商品が届くまでの日数、梱包、サービス対応などはやはり日本で購入する時と同じようにはいきません。でも、それらを覚悟した上で個人輸入してみると、別の世界が見えてくるかもしれませんよ!